「アイヌモシリ・北海道の民衆史」 杉山四郎著  〜新聞記事より


 アイヌモシリ・北海道の民衆史」
−人権回復を目指した碑を訪ねる   杉山四郎著


2011年09月02日 第14回日本自費出版文化賞 大賞
・ ・ ・ 検索すると受賞の記事が出てきた。


「道内各地には数多くの碑がある。建てられた時代も
内容も様々だが、それらは歴史的な出来事を後の
世の人が回顧し、それを自分たちの励みとしたり、
そこから得られた教訓を将来への伝言としたりする
ために建立されたのだ。だから碑を見れば、私たちが
今何をすればよいのかが見えてくるのである。」


30年間で調査した碑は300になるそうだ。
アイヌモシリ→蝦夷地→北海道に至る歴史の流れは
偏見・差別の歴史であり、人権回復の歴史であると。







碑とは少々堅苦しい印象がある。ただ、何かしら出会い、気になることもある。
思いがけず松浦武四郎の足跡が記されたものであったりしたことがあったっけ。
意外と知らない、知るべき跡が残されているのかもしれない。